最近SNSなどでよく見かける猫ちぐら(猫つぐら)。
ドーム型の猫ベットや編んであるものを猫ちぐらと総称して
猫ちぐらと呼んでいる方も多いですが、
元々は新潟県の関川村で作られる美しい工芸品で新潟県産の稲わらを編んで作った猫用の寝床です。
その自然素材と手作りの温かみから、多くの猫愛好家に愛されています。
関川村猫ちぐらの会
新潟県関川村が発祥の地と言われており、農家の赤ちゃんの子守用のちぐらをヒントに
猫のためにも作ったことがはじまりだそう。
米どころ新潟の良質な藁を使用するため、しなやかで丈夫なちぐらが
ひとつひとつ丁寧に、村の方々の手で作られています。
作成に時間がかかるため、短くても注文から1か月~2か月はかかるそうですが、
注文が後を絶たない人気の秘密とはなんでしょうか。
猫ちぐら
— たぬKIKI (@tanutanu_cat) January 28, 2022
みんなで入れば
ぽっかぽか pic.twitter.com/7V4uOI7rje
人気の理由
藁は通気性と保温性どちらも優れており夏は涼しく、冬は暖かい。
1年を通して快適に過ごせます。
また、天然の稲わらの匂いが猫ちゃんにとっては落ち着くようです。
警戒心が強めの猫ちゃんもすんなり入ってくれたと喜びの声も。
見た目も素朴でコロンとした丸い形はお部屋になじみやすく
インテリアにこだわりがある飼い主さんにも人気です。
多少のお手入れは必要ですが、丁寧に編まれたちぐらは
目が細かく詰まっているので、がっしりとして頑丈です。
お手入れ方法
天然素材を使用しているためダニやカビなどの心配をされる方もいるようですが、
製作段階で長持ちするように、硫黄で4時間焚き上げ、虫対策を施しているそうです。
おうちでも正しくお手入れしてあげれば長く使用できます。
湿気に注意
湿気の多い場所には置かない。濡れたタオルで拭いても構いませんが
その後は風によく当てて乾燥させてください。
カビ対策
湿気があり風通しの悪い場所に置くとカビが発生する場合があります。
カビが発生してしまった場合、その部分をドライヤーや布団乾燥機などで乾燥させて
その後ブラシ等でカビを払うようにしましょう。
ダニ対策
消毒したワラを使用していますが、ダニはどこにでも潜んでおり完全に無くすことは不可能です。
ダニが目立つような場合は、猫ちゃんの為にも殺虫剤の使用は避け、
布団乾燥機やドライヤーで熱風乾燥させてください。
大きめのビニール袋に入れ風を逃がす穴をあけ、熱風を送り込み乾燥させましょう。
布団と同じように乾燥後、ちぐらが傷まない程度に掃除機をかけてあげるのもいいかもしれません。
日光に当てることもちぐらを乾燥させカビ、ダニ対策になりますが
長時間当てるとワラが傷みますので注意が必要です。
購入方法
関川村のねこちぐらは
関川村の猫ちぐらの会HPから購入可能です。
新潟の他の地域でも販売しています。
またふるさと納税の返礼品としても人気です。
関川村の猫ちぐらは、猫のための快適でおしゃれな寝床としてだけでなく、美しい伝統工芸品としても価値があります。猫を飼っている方は、ぜひこの特別なアイテムを検討してみてください。
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